インバウンドの復活でどこの観光地も賑わっている。高齢化の進む日本では観光産業はまさに外国人が頼りだ。それ以上に従業員の外国人が無くては成り立たないことが良くわかる。北海道のニセコはもはや海外、お客もホテルオーナーも外国人、自治体も変化する産業構造に追いつくために変革を続けている。先日スキーで白馬八方へ行ってきたが、白馬もスキーヤー、ボーダーの9割は外国人客だ。7割は欧州、豪州のグループ、2割が中国系の家族客、1割が日本人。ゴンドラもレストランも従業員は外国人が5割以上。もはや海外リゾートだった。地元の人たちにとっては外国人が頼り。こうした地域では、外国人との交流、経済活動を通じて国際化が急速に進んでいる。遅れているのはこうした実態に鈍感な政治家達だろう。パーティー券などで騒いでいる時間は無い。