多摩在宅ケアネットワークという研修会がある。立川在宅ケアクリニックの井尾先生が10年以上続けている地域の多職種の為の勉強会、交流会で、昨晩は通算78回目の会に満席の120人を超える多職種の方が仕事の後に集まった。昨日は地域の中核病院との入退院連携を如何に推進するかで関係者が多いに意見を出し合った。医師会、自治体でも無く、1人の開業の先生が地域を動かしている姿に驚嘆する。先生は年間200人以上の在宅看取りを行なっているが、緩和ケアの専門家として日本の終末期の患者さんがまだまだ痛みに苦しんで亡くなる現状を打破する為に、早期からの緩和ケアの啓発と実践が取り組める相談クリニックも開設する。